ついに、驚きの新技術が誕生!

セフィオンテクト加工された便器と、そうでない便器の比較。4人家族で2カ月間通常使用したものを、柔らかいスポンジ(洗剤使用)で清掃したもの(TOTO比)

ついに汚れの原因となる表面の凹凸を極限まで滑らかにする世界初の防汚技術「セフィオンテクト」が生まれました! 「セフィオンテクト」とは、「セラミック」「ファイン」「イオン」「プロテクト」「テクノロジー」をミックスした造語です。通常、便器は一度だけ専用窯で焼くのですが、「セフィオンテクト」による0.2mmの特殊なガラスをさらに焼き付けるという手間をかけます。この特殊なガラスのおかげで、便器の表面はすべすべのまま、実験ではなんと100年近く継続することが確認されました。

さらに汚れをイオンの力で跳ね返すイオンパワーも手伝って、ついに、「ラクしてキレイなトイレ」の誕生です。これにより、トイレのお掃除は格段にラクになりました。なおこの製造技術は非常に高度で、大学でも学術的な裏づけが難しいといわれ、教授たちを悩ませているほどハイレベルなのだそうです。その後、2002年には特許も取得しました。

節水トイレの進化も、
セフィオンテクトのおかげ!!

セフィオンテクトなくしては節水型トイレはなかった?

1976年には水洗便器の大洗浄の水量は1回あたり13Lでしたが、今年8月に発売された新商品、「ネオレスト ハイブリッドシリーズ」では、ついに業界NO.1の4.8Lまで節水に成功しました。

セフィオンテクトの材質であるガラスは、水との相性がとても良い(親水性が高い)ため、少ない水でも便器全体に水が届き、十分に汚れが落ちるようになっています。だからこそ、節水技術が向上したのですね。現在の節水型トイレには、セフィオンテクトはなくてはならない存在だったのです。
汚れが落ちやすいということは、お掃除のための洗剤の量も少なくて済むので、その点でもエコですね。 

セフィオンテクトは大便器の内側だけでなく、トイレタンクの手洗い部分や、洗面台の内側など、水や汚れが付着する部分にも加工されています。キズに強く、耐久性にも優れ、その効果は長期間持続するので、再加工の必要がないのも嬉しいところです。

******************

今ではこのセフィオンテクト加工は、TOTOトイレの標準装備になっています。汚れにくいトイレのおかげで、気付かずに「お掃除がラクになってたわ」という奥様も多いことでしょう。現在もTOTOでは、着々と次なる開発が進められています。完全お掃除レスなトイレが誕生する日が来るかも……? 

  • 今のトイレはなぜ節水が可能になったのか? 開発秘話 後編│札幌トイレリフォーム物語